こんにちは!セニョールパンチョです。
現在、スペインに留学生として長期滞在しています。
今回は、長期滞在する筆者がバスク地方にあるサンセバスチャン(通称サンセバ)で最もおすすめしたい観光地5選を紹介いたします。
こんな方は必見です。是非最後までお読みください。
一味違ったスペイン旅行をしたいなあ
美食の街でバル巡りしたいわ
バスク文化に興味があるなあ
サンセバスチャンの基本情報
サンセバスチャンは、正式名称がドノスティア・サンセバスチャン(Donodtia San Sebastian)
バスク州ギプスコア県の県都であり、その街の美しさから「ビスケー湾の真珠」と称えられています。
人口18万人、フランスとの国境をまたがるバスク地方にあります。
バスク地方は、カスティリャ語(標準スペイン語)だけでなくバスク語も話される地域です。
このバスク語は日本語と同じく、周辺のカスティリャ語やフランス語はおろか、兄弟言語を一切持たない謎に満ち溢れた言語です。
一部では、世界で最も習得が難しい言語とも言われています。
そして、ここサンセバスチャンを世界的に有名にしているのが美食文化です。
旧市街を中心としたエリアには、ミシュランの星付きレストランがたくさん軒を連ねており、特にピンチョスはこの美食文化を語る上で外せない逸品です。
ここサンセバスチャンに本拠地を構えるサッカーチームのレアルソシエダに久保建英選手が今シーズンから加入しました。サッカー観戦のついでに観光するのもいいですね。
サンセバスチャンの主要観光地
早速ですが、サンセバスチャンの主要観光地をご紹介いたします。
旧市街(La Parte Vieja)
まずは、旧市街。(場所はこちら)
サンセバスチャン観光を語る上で絶対に外せない場所です。冒頭で話したピンチョスに代表される美食は、ここのエリアで堪能できます。
ここでは是非バル巡りをして楽しみましょう。1軒につき、ドリンク一杯と2、3品を堪能すると、いろいろな料理を楽しむことができます。
特に週末は、観光客だけでなく地元の人たちでごった返しており、観光地でなくなりがちなローカル感も十分にあります。
ピンチョス、バスクチーズケーキ、チャコリ、シードルといったバスク名物がすべてこのエリアで堪能できるのも魅力です。
後日、別記事でおすすめバルを紹介いたします。
バスクの美食文化をお腹いっぱいに楽しみたい方におすすめです。
ラ・コンチャ海岸(Playa de La Concha)
続いて、ラコンチャ海岸。(場所はこちら)
美しい曲線を描く欧州随一のビーチです。
ラ・コンチャとはスペイン語で「貝」を意味して、その名前の通り、海岸が貝殻のように見えることから名付けられました。
旧市街の近くにあり、旧市街から海岸線に抜けていく道は散歩コースとして外せません。
たらふく食べて満足した翌朝に散歩してみてはいかがでしょうか。
夏になると、多くの海水浴客がこのビスケー湾を求めて、ラコンチャ海岸に遊びにやってきます。
南スペインほど晴天日数は多くありませんが、気温も比較的穏やかで過ごしやすいのが特徴です。
夏に海水浴を楽しみたい方、散歩を楽しみたい方におすすめです。
サンセバスチャン大聖堂(Catedral del Buen Pastor de San Sebastián)
続いて、サンセバスチャン大聖堂。(場所はこちら)
天に突き出た尖塔が特徴的なローマカトリック大聖堂で、バルセロナのサグラダファミリアを彷彿とさせます。Buen Pastorは「善き羊飼い」を意味します。
スペインの中では比較的新しく、19世紀末に完成しました。無料で入館可能なため気軽に入れます。
アパレル店などの商業施設が立ち並ぶダウンタウンのすぐ近くにあります。ラコンチャ海岸にも歩いて行ける距離です。
営業時間
月〜日:8:00〜12:00、17:00〜20:00
入場料金
無料
建築に興味がある方、キリスト文化に興味がある方におすすめです。
サンマルティン市場(Mercado de San Martín)
続いて、サンマルティン市場。(場所はこちら)
サンセバスチャン最大の生鮮市場。地元の人は、ここで野菜や肉製品を買います。
地下にスーパーがあり、スペインらしくワインや生ハムも数多く取り揃えているため、ここに行けば大抵の食品は手に入ります。
ラコンチャ海岸やサンセバスチャン大聖堂からも近い距離にあります。
営業時間
月〜土:7:30〜23.30
日:8:00〜14.00
食品を調達したい方、地元住民の食生活を覗いて見たい方におすすめです。
アスティガラガ(Astigarraga)
続いて、アスティガラガ。(場所はこちら)
ここアスティガラガは、ダウンタウンから離れた場所にある郊外の村です。バスク名物シードルの醸造所シドレリア(Sidrería)がたくさんあります。
シードルはスペイン語で「シドラ(Sidra)」と呼び、リンゴを発酵させて造られるアルコール飲料で世界中で広く親しまれています。
他のお酒と違って度数も低いのが特徴です。発酵期間によってはアルコールがほぼなく、子どもでも楽しめます。
醸造所では樽からシードルを直接注いでくれ、その場で鮮度の良いシードルを飲み放題で楽しむことができます。
コップに注ぐときの跳ね返り強いほど、泡立ちが良くなり味わいがまろやかになります。
ダウンタウンからは、バスかタクシーで向かいます。
バスの場合は、BU12かBU13に乗ります。
大抵のシドレリアは予約が必要なため、宿泊先のフロントでスタッフの方に予約を取ってもらいましょう。
バスク名物を楽しみたい方、一味違った体験をしたい方におすすめです。
まとめ
サンセバスチャンおすすめ観光地5選についていかがだったでしょうか。
以下、改めておさらいいたします。
- 旧市街(La Parte Vieja)→バスクの美食文化をお腹いっぱいに楽しみたい方におすすめ
- ラ・コンチャ海岸(Playa de La Concha)→夏に海水浴を楽しみたい方、散歩を楽しみたい方におすすめ
- サンセバスチャン大聖堂(Catedral del Buen Pastor de San Sebastián)→建築に興味がある方、キリスト文化に興味がある方におすすめ
- サンマルティン市場(Mercado de San Martín)→食品を調達したい方、地元住民の食生活を覗いて見たい方におすすめ
- アスティガラガ(Astigarraga)→バスク名物を楽しみたい方、一味違った体験をしたい方におすすめ
皆さんのサンセバスチャン旅行がより良いものになることを願っています。
¡Muchas gracias!
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