こんにちは!セニョールパンチョです。
現在、スペインに留学生として長期滞在しています。
旅行や留学を考えた時、一番最初に頭に浮かぶ心配事と言ったら”食”について、ではないでしょうか。
外食が主流なのか、自炊が主流なのか、日本とはどう違うのか、スーパーマーケットはあるのか等々、
文化の違う外国に行くという事は、日本の常識が通用しないと言うことです。
今回は、海外で生活をする上で欠かせないスーパーマーケットについてご紹介していきます。
短期の観光であれば、食事はすべて外食で済ませていいかもしれません。
今回は長期滞在を考えているあなた、そして短期滞在でも食費を浮かせたいあなたへの心強い味方であるスーパーマーケットについて、現地在住者目線で主要4選を紹介いたします。
日本とは違う独特なスーパーマーケット。少しだけでも覗いてみるのもありかもしれません!
スーパーを知ることは、現地人の生活を知ることにつながります。
この記事で、少しでもスペインの現地生活をイメージしていただければ幸いです。
・現地生活のイメージ。日本とのちがい
・スペインの主要スーパー4選
・各スーパーの特徴
スペインの食文化。日本との違いは?
まず、スペインの食文化について簡単にお話しします。
基本の食事は、日本と同じく朝昼晩の3食です。食べ方や食べるタイミングも各家庭によって少し異なります。たとえば、ひとつのケースですが、
- 朝:カフェテリアで9時頃に、コーヒー、チュロス、ボカディージョ
- 昼:家で14時頃に、主食のパスタやじゃがいもなどの料理を食べる。その後はシエスタ(昼寝)
- 晩:バルで21時頃に、お酒をつまみながら、タパス料理を食べる。平日は家で食べることも多い。
といった感じです。基本的に、平日は自炊、週末は外食が多いイメージです。
日本と比べて、圧倒的に違うのは、食べる時間帯の遅さです。
また、家族や友達と一緒にご飯を食べるのが多い印象です。
都市や地域によりますが、カフェテリアやバルで気づいたら周りと友達になったりすることもあります。さすがスペインですね。
現地の食事は、別記事で詳しくご紹介します。
主要スーパー4選
そんなスペインの食文化ですが、ここからはスペイン現地のスーパーマーケットをご紹介したいと思います。
スーパーは、スペイン語で『supermercado(スーペルメルカード)』と言います。
各スーパーとも、さまざまな特徴がございます。詳しくみていきましょう。
1. メルカドーナ(Mercadona) オススメ度 ★ ★ ★
まずは王道、メルカドーナ。
現地に住む人なら誰もが知ってるスーパーで、日本のイオンのようなイメージです。
バレアレス諸島やカナリア諸島といった地方の離島も含めて、スペイン全国どこにでもあります。
私が住むマラガにも至る所にあり、生活の一部です。日曜日以外は毎日営業しています。
ここの一番の特徴は、水産物や肉製品などが豊富なこと。
特にスペイン名物の生ハムは店員が店内で足を切り落としており、非常に見応えのある光景です。
別店舗のメルカドーナで何回も同じ光景を見たため、おそらくここの名物だと思います。
価格は全体的に高くもなく、安くもなく良心的です。
2. リデル(Lidl) オススメ度 ★ ★ ★
次に、リデル。
本部がドイツにあり、他のヨーロッパ諸国にもあります。食品だけでなく、日用品やアウトドア用品も売っています。
ここの一番の特徴は、パンの種類が豊富で、パン売り場はベーカリーのようなエリアになっています。
価格も全体的に安く、個人的に一番好きなスーパーです。ここのナッツが大好きで、ついつい買ってしまいます。セール品も頻繁に販売されています。
日曜日以外は毎日営業しています。
3. カレフール(Carrefour) オススメ度 ★ ★ ☆
続いて、カレフール。
本部がフランスにあり、アジアやアフリカにも拠点を構えるスーパーです。
一番の特徴は、市街なら日曜日も営業しています。市街エリアの売り場面積は極端に狭く、あまり品数は豊富ではありません。郊外は広いです。
価格は、メルカドーナやリデルに比べると若干割高です。近くにスーパーがない場合は行きますが、普段はほとんど利用しません。
4. ディア(Dia) オススメ度 ★ ★ ☆
続いて、ディア。
本部はスペイン、隣国ポルトガルにも店舗があるようです。
上述のスーパーに比べて、生鮮食品の品数は多くありません。店舗も狭いです。ただ、缶詰や調味料は豊富でちょっとした買い物におすすめです。
価格は、平均より少し高めです。オペレーターが少なく、店員も常に忙しそうです。
おまけ. 中国人経営の何でも屋(Tienda china) オススメ度 ★ ★ ☆
最後におまけ、スーパーではありませんが、中国人オーナーが経営する何でも屋を紹介いたします。スペインでは『tienda china(中国人のお店)』と呼ばれています。
店に『BAZAR』や『ALIMENTANCIÓN』の表示があれば、tienda chinaの可能性が非常に高いです。
スーパーがなく困ったときに使えるお店で、日本でいうコンビニ的な存在です。
雑貨や生活用品など何でも揃います。深夜遅くまで、日曜も営業しています。
ただ、価格はやや高く、質も決して良いわけではありません。
私もここで洗濯バサミを買いましたが、全て折れて使えなくなってしまいました。よっぽどのことがない限り、私は利用しません。
まとめ
主要スーパーの紹介はいかがだったでしょうか。以下改めておさらいいたします。
- メルカドーナ(Mercadona) オススメ度 ★ ★ ★ →一番王道。何でも揃う。スペインのイオン
- リデル(Lidl) オススメ度 ★ ★ ★ →筆者が一番好きなスーパー。価格が良心的。
- カレフォー(Callefour) オススメ度 ★ ★ ☆ →土曜日に買い物忘れたときの味方。
- ディア(Dia) オススメ度 ★ ★ ☆ →調味料や缶詰などちょっとした買い物に便利。
- 中国人経営の何でも屋(Tienda china) オススメ度 ★ ★ ☆ →日用品など買い忘れときに便利。
お気に入りのスーパーが見つかれば、きっと生活が楽しくなるでしょう。皆さんも自分に合ったスーパーを探してみてみましょう。
¡Muchas gracias!
関連書籍#1(下の画像をクリック!)
関連書籍#2(下の画像をクリック!)
コメント